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2009年09月10日

大企業の行く末

現在、物が売れない、消費が縮退しているというのは、
過去のような景気のサイクルによって起こっているのではなくて
無駄なことにお金を使わなくなった、人間が冷静になった、まともになった、ということが根本にあると思う。
だから、以前のようには戻らない。

多くの大企業は、この消費意欲を前提にして、工場をたくさん作り、量産効果をさらに見込んで、利益を出してきた。
サラリーマンに、とにかく社命で仕事をさせ、
我慢していれば、給料も上げてやる、終身雇用で雇ってやるという餌を求心力にするという仕組みで成立してきた。
過剰な生産工場と、膨れ上がった人件費が、今のような消費マインドではとても賄いきれず、巨額な赤字を吐き出した。
したがって、支出の抑制と、生産設備の整理、人切りしか対策としては出てこない。
求心力の前提も崩れ、どう進んだらよいかわからないでいるのが現状だろう。
日本の企業は技術があるということであるが、この状況で、どこまでそれが貫けるだろうか?
支出の抑制と、生産設備の縮小、人切りは、結局、タコが自分の足を食うようなものだから、先が見えている。
この閉塞感は大企業的取り組みの視点では打ち破れない。

現状を乗り切るための経営側のセリフは
2010年頃には景気は回復してくる。
だから、今を乗り切れば、他を圧倒できる、ばら色の未来がくるというのがパターンのようだ。
もうすぐ景気が回復するということが前提で、すべての議論が始まる。
その見込みが甘かったと気づいたときに、いったいどんな対応をするのだろうか?

このままでは、日本の経済発展を支えてきた大企業は総崩れになる。

その時、企業トップはどうするつもりなのだろう?
posted by ChiAki at 21:33| Comment(0) | 瞑想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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