2012年09月11日
歩行禅
ウォーキングのことばかり書いているのに、なぜ禅?という疑問がある方がいるかもしれません。
趣味のことや日常のことを書いているので、脈絡がないのは仕方ないと開き直っていたのですが
茂木健一郎さんの本、脳と心の整理術(php)を読んでいて、話がつながりました。
日常に歩行禅を取り入れることを勧めています。
歩行禅とは、読んで字のごとく、歩きながら禅を組むことです。
禅を組むということではなく、ただひたすら無の境地で歩くのだそうです。
そうすることによってごちゃごちゃした頭の中がすっきりするそうです。
良く知っている道を、自分の心地よいペースで頭が空っぽになるまで歩けば良いということです。
なぜ、歩行禅をすると良いのか?というと、この時の脳の状態が脳のアイドリング状態になっていて
デフォルトネットワークが活性化され、脳のメンテナンスが進むようになるからということ。
デフォルトネットワークとは
人間が世の中の出来事や何かの目的、文脈などにとらわれることなく活動する場合に働く神経回路のことを言います。
デフォルトネットワークが活動し始めるのは、
考え事や雑念が消えて頭の中が空っぽになったときということだそう。
ウォーキングをしているときに、アイデアがいろいろ浮かぶのですが、
それはデフォルトネットワークが活性化してくるからどろうと思い当たりました。
まぁ、歩きながら、富士山の写真を撮影したり、それをツイッターに投稿したりするのは、あまりデフォルトネットワークの活性化には良いことではないのかもしれないのですが、きれいな富士山を撮れた時には、ついつい多くの人に共有して欲しくて投稿までしてしまいます。
そんなことを考えて、富士山の写真を撮って投稿しているときには、他のことは一切忘れているような気がするので、相対的無心状態になっているのかもしれません。
それから、茂木さんは、脳を整理するための方法として、「ブログを書くこと」を挙げています。
このブログは、歩くことや正座、瞑想、ヘミシンク、そしてとにかく何かを書いてみることをテーマにして継続してきているのですが、その脈絡のないテーマが実は脳の整理にすべて有効だということが解って、なんだかちょっと嬉しげな今日です。
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