土壌に関する研修だ。
今は直接的な仕事ではなくなってしまったけれど、趣味と実益を兼ねてはいる。
土壌医検定という資格があり、何年か前に、土壌医検定の土壌マスターに合格して、その資格の維持のための研修。
久しぶりの農業、土壌の研修なので、ワクワクした。
会場はいわゆる農協さんの全農の施設。
人間が健康診断を受け、それに基づいて、食生活を改善したり、運動するように努めたりするように、土壌を診断して、処方箋を書く、というのが、土壌医の仕事。
ほうれん草が上手くできない、ブルーベリーが上手く作れない、玉ねぎがしっかり育たない、といった問題に対して、土壌診断からアプローチして、課題を解決していく。
今回のヒットはいくつかあったけれど、さつまいもの施肥についてが一番かな。
さつまいもにはカリウムを多めに!というけれど、やりすぎは効果がないばかりか、デンプン含有を落とす、つまり甘い芋にならないということらしい。当然なことながら、適切量があるということ。
また、窒素成分を適切に与えるためには地力窒素として施用する必要がある。どういうことかというと、適切な堆肥を適当量入れる必要があるということ。
有機農法や無肥料農法もあるけれど、手軽に安定して農作物を作るには、こういった有機物を使って、いわゆる慣行農法を科学的にやって行くのが良いと思っている。
研修は2日間。今日が2日目。
お金もかかっているので、気合いを入れて頑張りまっす!
▼農作物が展示してあった。
この地域のお米は今年も特A。
▼今年も特Aだったご当地のお米はるみ。ちなみに今年魚沼コシヒカリが特Aからはずれて話題になっています。

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