ひろさちやさんという方が書かれた本です。
まだ読んでいる最中なのですが、とても勉強になります。
最後の本書の要約から読んでいて、読んでいる最中にそこを引用するのもなんですが、ここのブログのテーマに関係するので、書き出します。

以下引用
「法」の奴隷になってはいけないのであれば、ましてや「世間」の奴隷になってもいけません。われわれは「自由人」でなければいけません。それも中途半端な自由人ではなく、徹底した自由人でなければいけないのです。
さらに引用続けます。
自由人であれ!
それが釈迦の教えであり、仏教の教えです。
そして、禅が教えているのもそのことです。
自由になるためには、われわれはまず、世間の束縛を断ち切らねばなりません。
特に禅が教えているのは、その世間の束縛の断ち切り方でしょう。
世間の束縛を断ち切るためには、わたしたちは世間の物差しを捨てねばなりません。
さらに引用続けます。
でも、わたしたちは世間の中で生きています。
社会の中で暮らしています。
だから、完全に世間の物差しを捨てることは不可能です。
世間の物差しを捨ててしまって、
「わたしには給料要りません」とは言えませんよね。
やはり給料は多い方が良いのです。
しかし、給料の多さにこだわっていると、わたしは世間の奴隷になってしまいます。
それじゃあ、自由人になれません。
そこで、禅が教えるのは、世間の物差しの捨て方です。
以上 引用終わり
僕も、僕なりにいろいろと悩んできましたが、この抜き出した部分に、自分なりの葛藤や悩んだ時の結論と近い内容が集約されている!と思いました。悩まなくても、この本に多くのヒントや答えがありそうで、急いで紹介しました。
ひろさちやのいきいき人生2
禅にまなぶ
ひろさちや著
春秋社
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