ゴールデンウィークに行った福井の記事を何度かに分けてアップしてきました。
その記事をまとめました。
ゴールデンウィーク、突然福井に行くことなりました。
まず、宿泊先ですが、インターネットや電話を駆使して、なんとか取れました。
突然だと、逆にキャンセルが出たするようで、電話すると、その日は一杯です、あって今キャンセルが出ました!とか言って予約できたりします。
さて、ここから本編です。
サンダーバード33号へ福井駅へ。そこに恐竜が待ち構えていた・・・。
白山平泉寺や永平寺のある福井へは電車で行きました。
突然行くことになったので、京都から行きました。移動はサンダーバード号。
名前はかっこよいのですが、電車はごく普通の特急電車でした。

京都から福井へはこのサンダーバード号であっというまでした。
そして、福井駅へと着くと、恐竜がベンチに座って歓迎してくれました。
よく福井まで来てくれた、まぁ休んでくれよ、といいいそうな感じです。

着いたのは夕方、もう暗くなり始めたころ。レンタカーで移動して、変わったところに一泊しました。
ちくちくぼんぼんという施設です。
正式名称?は、坂井市竹田農山村交流センターというそうです。
廃校になった小学校の廃校舎をリノベーションし、宿泊施設にしたそうです。
到着時は暗かったので、到着して建物を見ても、元学校という感じはしませんでした。

ゴールデンウィークで予約が取りにくかったと最初に書きましたが、ここはまだ余裕がありました。
ですので、宣伝したくて!ブログに書いているのですが・・・
株式会社 OKUTA(オクタ)/ OKUTA Family一級建築士事務所さんのHPより引用しました。
リノベーション」とは、既存の建物に大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることを言います。
英語で「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味し、リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを意味します。よりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装などを変更したりすることなどが含まれます。
施設に到着したときは、すでに暗くなっていたので、元学校とかそんな感じはしませんでした。
でも、入ってみるとやはり学校の面影が多々ありました。
食堂はこんな感じ。以前は、ここで子供たちが給食を食べていたんでしょうか。

ここの黒板!にこんな紹介が。

食事を作っているのは、この施設の近隣に住むお年寄りの方々だそうです。


出てきた食事は写真の通りなんですが、とても温かい気分で、温かい食事を食べました。
内部、廊下もきれいに改装されていて、清潔感があり、しかもハイセンスな感じです。単なる田舎の建物ってものではありません。

とても洗練されたデザインです。

あらためて朝明るくなって、元校舎を眺めましたが、やはり学校ぽくないですね笑

翌朝、近隣を散歩しました。

ここは、大きな水車、オルゴール!、そして農作物やその加工品の販売所がありました。
まだ早朝なので、人はいませんでしたし、お店もオープンしていませんでした。

朝ごはんも地元産の食材を使って、派手さはないですが、素敵な朝ごはんでした。
このご飯は、先ほど散歩したメロディーパークでも販売すると、朝食を作ってくれた地元の「おばぁ」さんがおっしゃっていました。
この施設、リノベーションによって、元学校の雰囲気を残しながらも、とてもハイセンスなおしゃれな空間に生まれ変わった学校を舞台に、地元の方々が協力してお年寄りも巻き込んで、田舎の活性化を企てる、とても素敵なところでした。
近隣には
日帰り温泉もありました。
ちくちくボンボンには、シャワー施設がありましが、湯船のあるお風呂はありません。
お風呂に入りたいかたはこの近隣の日帰り入浴施設を利用されると良いかと思います。
福井で行ったところ、まずは白山平泉寺。
平泉寺にある白山神社というべきなのか、、その辺はどうでもよいのかもしれません。


福井に行くまで、実は知らなかったのですが、
まっぷる福井を読んで行きたくなって、行きました。
そこは、以前はいろんなことをやって、今はすっかり落ち着いた、いい感じのおじさん、みたいな印象でした。
観光客はそこそこいるのですが、境内の、ところどころで静寂がやってきます。

こちらは、平泉寺の由来になった、御手洗の池。神社創始者泰澄が訪れた際、白山の神が表れたという池です。
行ってみると、とても感じの良いところ。ここに女神が現れたのは本当なのでは?と思いました。

祭っている神様について、いろんな意見があるようですが、僕は感覚的に、あまり気にせず、その場を感じてみればよい!そう思います。

質実で地味なのですが、神社境内説明用にスマホのアプリなんかもあって、ハイテクな面もあります。
この後に行った永平寺とは対照的なところ。
修行には永平寺が良いのかもしれませんが、ここで瞑想すると心の平穏がやってくる、そんなところです。
瞑想しなくても、やってきますから。
参拝する際には、入り口にある情報館歴史探遊館まほろばにまず寄って、予習をすることをおすすめします。
こちらは、そこでいただいた資料です。



お昼は遅くに入り口近くのお蕎麦屋さんでいただきました。

かつお節が独特のようで、香ばしく、おいしかったです。このお蕎麦、おすすめです。
一度は食べてみてください。
そのあとは永平寺。
永平寺へは初めて行ってきました。連休中のためか、凄い人混みでした!

そしてもう一つ驚いたのが、拝観料チケットの自動販売機でした。ラーメン屋さんにあるチケット販売機のようなのが何台もありました。永平寺というと厳しい修行の印象を勝手に持っていますが、、修行中の若いお坊さんが大勢いました。観光客向けのビジネス展開しているそのすぐそばで、修行中のお坊さんが大勢いるのも新鮮でした。今の季節は気候が良くて過ごし易いけれど、冬の間は大変だろうなぁ。


お寺の建物は皆、立派でさすが永平寺。


写真を撮り忘れましたが、門前町も人が溢れていて、名物の胡麻豆腐を食べました。かなりいけましたので、お土産にも買ってきました。豆腐というより、スイーツ!黒蜜とか蜂蜜をかけて食べると一層美味しくなると思います。
永平寺、信仰修行とビジネスの併存、というかビジネスも修行か。勉強になりました。仙術、道教では、マーケットと共にあってこその修行ということを学んだことがありますが、永平寺のスタイルも同じことを教えてくれているのか?と書きながら思い出しました。毎日の修練に会社員生活も含まれるのかもと思いました。そんなの当たり前だという声が聞こえてきそうですが…。
とはいえ、自由への道を切り拓き、苦行からは脱出!がこのブログのテーマです。
福井紀行、まだまだ続きます。
次に行った越前大野城は、最近人気のスポットだそうです。
このことを
まっぷる福井を読んで知りました。

人気の理由は、雲海の上に浮かぶ「天空の城」として有名にになったこと。

↑
まっぷる福井から
この天空の城、というのは、数年前の写真コンクールで出品された写真が賞を取ったことがきっかけだそうです。その天空の城展望スポットというには、近くの犬山というところだそうですが、今回は、時期、時間的に天空状態は拝めないので、お城自体に行きました。
ちなみに天空の城が現れるのは、10月から4月にかけて、一定の気象条件がそろった早朝だそうです。
朝日が射して輝く城や、霧が晴れて姿を現す城下町など、刻一刻と変わる幻想的な美しさが人気だそうです。
この越前大野城の天守へと行くには4つのコースがあるのですが、時間がなかったので、最短のC西登り口から目指しました。一番急ですが、時間は一番かかりません、というとです。

その階段を何とか登りきって天守近くまで

そしてこれが天守閣。夕方遅かったので、天守閣に登ることはできませんでしたが、雰囲気は味わえました。

このお城がある越前大野というところは、田んぼのあちこちに芝桜が咲いていて、とても美しい町です。



なんでも、この芝桜、町の人々が少しずつ、自発的に植えていって、今のような芝桜だらけの町になったそうです。町のには、こんなポスターもありました。シバサクラまつり、主催はシバサクラの里実行委員会、後援大野市、福井新聞社、場所国道158号沿い!!(乾側地区)

この日の宿泊は
阿さひ旅館さん。落ち着いた雰囲気の旅館でした。食事も福井らしい蟹から、大野らしい山菜の天ぷら(おいしかったでです!)まであって、満足しました。お風呂は温泉ではありませんが、ちょうどよい広さで、清潔な浴室。充分身体が休まりました。





恐竜博物館の近くのホテルにも一泊しましたが、入り口にも、恐竜の卵が。。。

このホテルが、電話をしたときちょうどキャンセルが出て、宿泊できたホテル。
実は福井県は多くの恐竜の化石が発見された恐竜の町。
恐竜博物館なるものもあって、子供のいる家族連れには大人気の場所だそうです。
ですので、近くのホテルもすぐに満室になるようです。
恐竜博物館、行きたかったのですが、時間がなくていけませんでした。
再度福井に行く機会があったら、ぜひ行ってみたいのが恐竜博物館です。
それから、福井といえば朝倉氏、柴田氏。
ここ福井で、戦国時代に様々なドラマが展開されました。
そして、その物語は大阪の陣へと続いていきます。
福井はお市の方の生まれ故郷、織田信長家臣柴田勝家公の奥方であり、そして、そうあの淀君のお母上です。
大阪の陣の記憶については、またいつか書くことがあるかもしれませんし、書かないかもしれません。
さて、帰りはサンダーバード号ではなく、しらさぎ号でした。
京都に戻るならサンダーバード号で良かったのですが、今度は名古屋に行くのしらさぎ号。
駅についてみどりの窓口へ。指定席最後の一席だとJRの窓口のお兄さんが言っていました。
こんな偶然が続いた福井の旅でした。

福井県、初めて行ったのですが、面白いところでした。
また行って、今回行きそびれたとこ行きたいな。
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